RPAについて ワンクリックで仕事が終わる
パソコン業務を細かく教えて、全員に伝えることは大変です。複雑な作業、手順が増えれば増えるほど「なんだっけ?」が発生して詳しい人に聞いてくるからです。
できるだけ業務内容をシンプルにすることが望ましいです。
現代の仕事のほとんどがパソコンを使った仕事になります。
メールを打ったり帳簿入力をしたりなど。
これらの仕事内容を分解して、誰でもワンクリックで仕事を完了するようにしましょう。
使うソフトは
autoIt
バッチ処理(黒い画面のやつ)
の3つです。
・autoItについて
無料で使えるRPAソフトです。
簡単なプログラムを書く必要がありますが、マウス操作やキーボード操作を覚えさせることができます。
例えばマウスを右上の☓ボタンに移動してクリック
MouseMove(1900,16)
MouseDown("left")
MouseUp("left")
これでマウスが右上に移動して左マウスをクリックします。
MouseMoveの部分が画面の座標部分です。
autoItについては後ほど別記事にまとめようと思います。
・バッチ処理について
windows標準でついている黒い画面です。
これを使ってファイル操作を行います。コピーやファイルの移動などを指定できます。
またautoItファイルの実行もできます。
・seleniumについて
これはブラウザを自動的に動かすために使います。python版もあります。
google chromeのSelenium IDEを使います。chromeの拡張機能です。python版と比べてできることが少ないですが、chromeを直接動かせるのと、記述が簡単なのでこちらを使います。
seleniumの起動にはautoItを使います。
ワンクリックで処理を完了させるにはこれらを組み合わせて自動実行させます。
例えばcsvファイルをウェブにアップして、配送データを更新したいとしましょう。
autoItを起動
コマンドを使ってファイルを加工
seleniumを開いて自動実行ファイルを開く
seleniumが自動実行される chromeが自動的にログインやアップロードを行う
こんな流れになります。