絶対に自分で事業をやってはいけない

自分で個人事業主になったり、会社を作ったりする。絶対に辞めたほうが良い。サラリーマンで給料を毎月貰う方がお金持ちへの道は近い。

 

ちゃんとした理由もある。

会社を作って事業展開するにはまとまったお金が必要だ。どうするか?手持ち資金が少ない場合は銀行から借金するのだ。今なら助成金や簡単に借りられる制度が沢山ある。金利も安いので借金し放題である。

事業展開するには場所が必要だ。立地の良い場所にテナントを借りてそこで事業を行う。飲食店やら美容室など場所がないと始まらないためだ。

 

ほとんどの人がこれらのトラップに引っかかり、5年後借金だけ残して撤退することが多い。最初に投資した資金はすでに戻ってこない。時間も戻ってこない。

 

どうしてそうなったのか?答えは銀行と不動産である。

自分が会社を作って儲けようと思った時に、銀行の顧客と不動産オーナーの顧客になってしまったからだ。

 

毎月借金の返済をする。家賃の支払いをする。自分も不動産オーナーも誰も疑わない。これこそが事業が失敗する理由である。ほとんどの事業内容が毎月定期的にお金が出ていくシステムに組み込まれてしまう。最初から負け戦なのだ。自分の夢と希望で始めた会社が、毎月お金を掠め取っていく悪魔のシステムになってしまう。絶対に辞めたほうが良い。

 

もちろん例外もある。借金しないで出来ること、自分の持ち物件で出来ること。自己資金で出来る場合は好きにやっても良い。